うちの子供たち、おやつが大好き。
よくホットケーキを焼いたり、簡単なクッキーやマフィンを作ったりしておやつに出しています。
もちろん市販のお菓子も食べていますが、出来れば手作りを食べてほしいなと思っているので、可能な限り作るようにしています。
そんなわが家でお菓子作りや簡単な軽食づくりに大活躍してるのが、ホットケーキミックス。
いつもは家に常備してあるのですが、ある日、市販のミックス粉がストック切れになったことがありました。
家にあるモノで作れないだろうか?とネットで調べたら……たくさんあるある!自分でホットケーキミックスを作るレシピが。
さらに、その時にホットケーキに含まれるベーキングパウダーの成分(アルミニウム)についての情報も色々目にするようになり、市販のホットケーキミックスはほとんど使用しなくなりました。
そのころから、ずっとホットケーキミックスは手作りです。
安心&家計にも優しい!ホットケーキミックス粉の作り方
ミックス粉を手作りするのは、本当に簡単。3つの材料を混ぜたら出来上がりです。
クックパッドのこのレシピを参考にちょっと配合変えて作っています→☆手作りホットケーキミックス☆200g分【cookpadより】
手作りホットケーキミックス(200g分)
薄力粉 160g
砂糖 30g(甘さ控えめなら25gでも)
ベーキングパウダー 10g
(塩 ひとつまみ(なくても可))
たったこれだけ。レシピノートを見なくても覚えられる配合です。
※配合を見直しました。(2018年1月23日追記)
これに牛乳か豆乳130~150ccと卵1個を混ぜ合わせればホットケーキの生地ができます。
※厚めふんわりなら牛乳130ccで♪
※甘さを抑えるなら砂糖→20~25gにしてもOK。
※砂糖は、きび砂糖を使っています。(白砂糖でもOK)
※バニラエッセンスを入れるとさらに風味アップ。
何が入っているか明確なので安心だし、なにより低コストで作れます!
わが家では、時間があるときに手作りのミックス粉を200gずつビニール袋に計り入れておいて、冷蔵庫で保存しています。
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ホットケーキミックスを手作りする理由
先ほども書きましたが、手作りしたきっかけは、市販のミックス粉のストックが切れたからでした。しかし、ホットケーキミックスの情報を探していると、何やら気になる情報を見聞きするように。それは・・・
幼児にとってはホットケーキ1枚でアルミニウムの摂り過ぎに?!
市販のホットケーキミックスは非常に便利なのですが、特に小さい子供がいるご家庭に注目してほしい情報があります。
それは、先ほども書いたように、ベーキングパウダーに含まれるアルミニウムのこと。
この記事を見て、市販のホットケーキミックスを使うのが怖くなりました。
ホットケーキやパウンドケーキを週に1個食べるだけで、幼児ではアルミニウムの取りすぎになってしまう場合があることが東京都健康安全研究センターの調べでわかった。アルミを含む膨らし粉(ベーキングパウダー)が原因らしい。神経系などに影響を与える可能性があり、…
引用元:朝日新聞
アルミニウムの人間への影響はまだわかっていないことが多いそうですが、動物実験では生殖器や神経系になにかしら影響があるという結果が出ているとのこと。
すべての市販のホットケーキミックスの膨張剤にアルミニウムが含まれるわけではありませんし、今ではアルミを使ったミックス粉はかなり少なくなっているようですが、小さな子を持つ親としては見逃せない情報です。
ベーキングパウダーはアルミフリーを使う
アルミニウムが人体に良くない可能性があると知ってから、お菓子作りに使うベーキングパウダーはずっとアルミニウムフリーのみです。
ホットケーキミックスを手作りすることで、使用するベーキングパウダーを自分で選ぶことができます。ですので、もちろんアルミニウムフリーを使い続けてます。
主に、アリサンのラムフォードと、共立食品の徳用ベーキングパウダーアルミフリーを使っています。(上の画像)
〈ラムフォード ベーキングパウダー アルミニウムフリー 114g〉
原材料:第一リン酸カルシウム42.0%、炭酸水素ナトリウム32.0%、コーンスターチ(遺伝子組み換えでない)26.0%
原産国:アメリカ
〈共立食品 徳用ベーキングパウダー 100g(10gx10)×6袋〉
原材料:酸性ピロリン酸ナトリウム28.0% 炭酸水素ナトリウム27.0% 第一リン酸カルシウム20.0% ステアリン酸カルシウム1.0% d-酒石酸水素カリウム0.5% コーンスターチ(遺伝子組換えでない)23.5%
原産国:日本
市販のホットケーキミックスには、色々と添加物が入っていますが、手作りだと自分で何が入ってるか全部分かっているので、子供に食べさせるとき安心です。
共立食品のベーキングパウダーもラムフォードのベーキングパウダーも、アルミニウムが使われておらず、水分に反応してガスを発生させて膨らませるという製法です。コーンスターチが非遺伝子組み換えというのもポイント。
市販のアルミニウムフリーのホットケーキミックス粉もある
市販のホットケーキミックスにはベーキングパウダーが使われていますが、
最近では、アルミニウムの影響を心配する声が増えているからなのか、「アルミフリー」と明記したミックス粉もよく目にするようになりました。
色々な企業から、アルミフリーのミックス粉が販売されているので、その中からいくつかご紹介させていただきます。
①北海道小麦 全粒粉ホットケーキミックス500g アルミニウムフリーベーキングパウダー使用
美味しくて安全な北海道産小麦粉使用。小麦粉の生産履歴情報は、インターネットで見ることが出来るという小麦粉へのこだわりよう!
さらに北海道産のテンサイから作ったお砂糖を使用しています。全粒粉(北海道産)配合で、栄養価の高いミックス粉。アルミニウムフリー、香料・着色料不使用。
②成城石井 国内産小麦100%使用 ホットケーキミックス 400g
国内産小麦100%使用で安心。あの高級スーパーとして有名な成城石井のホットケーキミックスです。
ホットケーキミックスは小麦の香りがいきた、甘さ控えめでシンプルなお味。しっとりとしてパサパサせず、焼き上がりはフワフワに出来上がると評判です。アルミニウムフリーのベーキングパウダー使用。
③cuoca北海道産ホットケーキミックス(マドレ) / 1kg TOMIZ/cuoca(富澤商店) 菓子用ミックス粉
江別製粉と共同開発したこのホットケーキミックスは、ホットケーキのみならずクッキーなどのお菓子作りにもピッタリ。
北海道産小麦、脱脂粉乳等を使用、香料不使用で安心です。アルミニウムフリーベーキングパウダー使用。
クオカのこだわりの詰まったミックス粉です。1キロと大容量なので、たっぷり使えます!
この「ほっとけーち」は、原材料が小麦粉(北海道産100%)、きび糖(国産)、食塩、ベーキングパウダーのみといったシンプルな作りで、手作りホットケーキミックスと同じ感覚で使えます!
アルミニウム不使用のベーキングパウダーを使用。内容量:100g×5個
砂糖不使用なので、お菓子作りに使用するのはもちろん、チーズやハムなどと一緒にお食事系のパンケーキとして朝ごはんやランチにぴったり。
小麦粉は国内産使用。小麦胚芽を加え、しっとりとした食感と香ばしさを味わえます。アルミニウムフリーのベーキングパウダーを使用。
⑥国産 ホットケーキミックス 200g×4個セット( 全粒粉 & 玄米粉 )
九州産の原材料を使用したこだわりのホットケーキミックス2種セット。「全粒粉」と「玄米粉」それぞれの味と食感を楽しめます。香料・着色料・アルミニウム不使用。
・全粒粉のホットケーキミックス…九州産小麦をまるごと石臼で挽いた「全粒粉」使用で小麦本来の風味を味わえます。
・玄米粉のホットケーキミックス…九州産の小麦・玄米、鹿児島県産・沖縄県産のさとうきびを使用。玄米のもちもち感と小麦のふんわり感が合わさって今までにない美味しさ。
以上、6つのアルミニウムフリーのホットケーキミックスをご紹介しました。
この他にもまだ色々なアルミニウムフリーのミックス粉が売られています。
材料を全部準備するのが手間・手作りのホットケーキミックスを作るのが面倒・すぐ使いたい!という時に、このような市販のミックス粉があれば手軽に使えておすすめです。
おわりに
今ではホットケーキミックス使用のお菓子レシピが沢山あるので、ホットケーキミックスさえあれば何かしらのおやつを簡単に手軽に作ることが出来ます。
↓ホットケーキミックス使用のレシピ例↓


そんなわけで、ホットケーキミックスはわが家では欠かせない材料なのですが、いつも使っている材料だからこそ子供には少しでも体に良くないものは取り除きたいという思いでいます。
少しの手間はありますが、ホットケーキミックスを手作りするのは家計にも体にも優しくておすすめです!
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~アルミニウムについて~
アルミニウムは、天然にも土壌、水、空気中のちりなどに広範に存在します。土壌などから吸収されたアルミニウムが野菜、穀類、魚介類などに微量に含まれる
引用元:厚生労働省
厚生労働省のアルミニウムについての説明にあるように、アルミニウムは自然界にあって普段口にする食べ物(野菜や魚介類など)にも含まれているものです。
しかしこんな一節も・・・
ア ルミニウムの推定摂取量の平均値は、すべての年代層で2.の「暫定的な許容量」(許容量)を下回っていました。小児(1-6歳)では、許容量に対する摂取 量の割合が最も大きく、許容量の約43%でした。
引用元:厚生労働省
上記の引用のように、小さい子にとっては許容量が大きくなってしまう場合があるようです。これは、親が子供に与える食べ物等で気を付けることが出来る部分かなと思っています。
記事中のアルミニウムの人体への影響ですが、未だに解明されていないことが多く、体への影響はないという意見もあります。
ですので、害があると断言することは出来ないですが、一時期、アルミニウムはアルツハイマーの原因ではないかというのも話題になったこともあり、
私個人的にはこの添加物についての話題は、ずっと気になっている事のひとつです。(厚生労働省のサイトでは、アルツハイマー説はアルミニウムと因果関係が無いとされています。)
自然界にあって、普段食べる魚や野菜にも含まれているアルミニウム。あまり気にしすぎてもいけないとは思いますが、頭の片隅には入れておこうと思います。
アルミニウムについては今後も注目していきます。
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