人と会った後、自分の発言を後悔しそれをウダウダ考えてしまう。
「自分が言ったことで相手を傷つけてしまったかもしれない。」
「あんな風に言わなきゃ良かった」
「なんであんなこと言っちゃったんだろう、相手は嫌な気持ちになったかも…」
と頭の中でぐるぐる考えて落ち込む私。
ひどい時は、「自分が放つ言葉には害がある」などと、本気で思っていました。
このことを人に言うと、
「そんなの相手は全然気にしてないよ」
とか
「考え過ぎ。相手は覚えてさえいない」
という答え。
そうなんですよね、誰も気にしちゃいない・覚えちゃいないというのがほとんどなんだろうと思います。
しかし、そう頭ではわかっていても、どうしても『言ってしまった後悔』の気持ちが起こってしまう。
そのため、人と会う・話すことがあると、どっぷり疲れてしまうことが多いのです。
・・・
そんな性格にも、30代後半に入ると慣れてきて(?)、ある考えを持つようになりました。
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毎年落ち込みがちになるのが4~6月
私ってほんとコミュ障。
30後半にもなってまともに話もできない私。
しかも、やっと話せたかと思えば「相手に嫌な思いをさせる」ような発言をしてしまう(と勝手に思っている)。
変なこと喋って、挙動不審で、「何だこの人…」って思われたかも。。
私の性格ほんと嫌…。ダメ人間…。
…というところまで落ち込む。マイナスに考える。考えすぎる…。
・・・
別れと出会いが多い春。
そして、母である私にとって子供の進学によって新しく環境や生活サイクルが変わる新年度。
当然、新たな付き合いも増えます。
新しい出会いや、人と話す機会が多ければ多くなるほど、私にはそのような悩みが出てきます。
そのせいか、毎年4〜6月あたりは五月病のような、気分が晴れない日が多くなります。
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落ち込みやすい時期を何年も経験して気づいたこと
でも、そんな風に落ち込みがちな春を毎年のように過ごしていたら、少しずつ分かってきたこと、気づいてきたことがあります。
性格が悪いのではなく「クセ」なんだと自覚
「自分の発言で相手を傷つけてしまった」とマイナスに考えてしまうのは、
性格はもちろん関係あると思いますが、それだけではなく、
これまでの長年の「考え方のクセ」なんだと最近気づいてきました。
私って人と話すと→マイナスなことを考えてしまう「クセ」
があるんだなぁ・・・
と、客観的に自覚するようにしました。
そう思うと、なーんだ、性格がダメなんじゃない、考え方のクセなんだ。
「クセ」なら、努力次第で治すことができるかも。と希望が持てるようになりました。
もう、その「クセ」いい加減変えたら?
時間は限られている。
人生は短いし、自分の人生は全て自分のもの。
そんな事に時間を使うよりもっと生産的なことに時間を裂こう。
時間は大切な自分のいのちだよ。
というふうに考えるように。
徐々にではありますが…
マイナスに考える時間を少なくし、自分を励ますこと・元気づけることに使ってみたらいいことあるかも
自分を良く見せようとしてないか?
全世界にいい人だと思われたいと思っていないか?
私はまさにそう。
「誰にも嫌われたくない」
この考えのもと、「自分を良く見せたい」というのがあるのでしょう。
だから、自分の発言をいちいちチェックして、自分にダメ出しする。
自分で自分を責めるから、さらに自信を無くして落ち込む…
…でも、幾度となく行った自分の発言ダメだしチェックにうんざりしたころ、こんな風に考えるようになりました。
「そんな風にマイナスに考える時間をやめて、反対に全て自分を励ますこと、元気づけることに使ったら?」
そして、その通りにしてみました。
もちろん、マイナスに考えることを一切なくす、ということではありません。
ずーっとマイナスに考えるのではなく、マイナスに考える時間を徐々に「少なく」する、ということです。
その代わり、
「大丈夫、全然気にしてない。これも個性!」
「そんなこと言っちゃったんだね~、でもそれが私。何物にも変えられない大切な私。」
「過去はどうやっても変わらない・変えられない。過去ばかり見ず今この生きているこの時間を大切にしよう」
といった自分を元気づける・励ます言葉を繰り返し考えるように何とか努めました。
そうしたら、気持ちがとても軽くなり、
「まぁ、大丈夫かな」
と思える時間が増えてきました。
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「変なこと言っちゃった…」という相手ほど沢山接する・話しかける方がいい
「なんであんなこと言っちゃったんだろう、相手は嫌な気持ちになったかも…」
「変な発言してしまった。絶対変な人だと思われてる…!」
というのは、全て私の暴走した妄想。
考えれば考えるほどエスカレートしていって、自分の不安を大きくしている状態。
さらに、「相手の気分を害した」「相手に嫌われてるかも」と思うと、余計に意識して相手に恐怖を感じ、出来るだけ避けようとしてしまう私。
でも、ある時、「そんな相手にこそ、たくさん接する機会を得たり話しかけたりしてみよう」と思ったのです。
そして実際に、会う機会があるたびに何か共通点を見つけては話しかけたり、会うたびに必ず一言二言話すようにしたら・・・
なんと、いつの間にか普通に話せる仲になっていたんです。
相手は何もそんな風に(私が考えていたマイナスな考え)思っていなかった。
自分の行き過ぎた妄想だったんだ。ということが実際に分かった出来事です。(この年になってですが…)
※もちろん、本当に嫌な人、敵意を感じさせてくる人も中にはいます。そんな人は避けまくります!近づきません(^^;)
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おわりに
これまで「人と会った後に、自分が言ったことをあれこれ考えて後悔して落ち込む」というのを長年繰り返してきました。
でも、この記事にも書いたように、そんな年月を過ごしていくうちに少しずつですが、そのような悩みの乗り越え方、乗り越えるまでいかなくても「その時期の過ごし方」というのが徐々に分かってきたような気がします。
年齢を重ねるとわかってくることって、たくさんあるのだなと改めて思います。
特に私のようなスローで鈍い頭でも、時間の経過が自分の悩みを少しずつ軽減してくれることもあるというのが今回の発見でした。
長々とネガティブなことばかり書いてしまい、気分を害されてしまったら申し訳ありません。(←また出た!(笑))
それでも、ネガティブも私。
今だったら、
「大丈夫、それも個性!」
「今日も落ち込むね~、でもそれが私。何物にも変えられない大切な私。」
こんな風に考えます。
年を取るのも、捨てたものではありません(*^^*)
自分を大切に、可愛がってあげられるようになっていきたいです。
こちらの本もおすすめ。
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