「東大に入るような人ってどんな環境で育ったんだろう?」と、ずっと気になっていた私。
なんと今回、実際に東大を卒業した方から直接「子どもの頃にしていたこと・育った環境」を聞いてきました!
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雑誌や本・ネット情報では色々見聞きするけれど、実際はどうなんだろう?と思っていたところ・・・
なんと夫の知人がまさかの東大卒だということで、実際の東大卒の方数名にお話を聞く機会を持つことができたのです。(ここぞとばかりに質問させていただきました)
今回は、東大卒に聞いた「小さい時からやってきたこと・環境」をシェアしたいと思います。
※これは一部の東大卒の方の情報です。全ての東大卒の方がこれに当てはまるとは限りません。
\さんすう好きの小学生になりました/
東大卒に聞いた「小さい時からやってきたこと・環境」
雲の上のような存在である「東大」。
当然、並大抵の人が入れるところではありません。
東大卒は、子どもの頃からさぞかしかしこくなる環境にいたに違いない!と思っていたので、今回は親として子供を育てる環境に少しでも取り入れられることはないかという視点で、お話を聞きました。
「東大に入るまでどんな環境で育ったんですか?」
「小さい頃はどんなことをしていましたか?」
といったことに対していただいた回答は、以下です。
1.家に図鑑がある・図鑑が好き
家に図鑑がそろっていて、いつでも見られるようになっていたのに加え、図鑑を見るのが好きだったのだそう。
『図鑑』といえば、以前ブログに書いたことがありましたー!
【関連記事】
【こども】リビングに『図鑑』を置く家の子は頭がいい?!最初の一冊目はこれにしました。
実際に東大卒が「図鑑を読んでた」というのを聞いて、「図鑑をリビングに置いている家庭の子は頭がいい」という説が、私の中でさらに信ぴょう性を増しました。
と言いつつ、わが家の図鑑はまだ1冊…(笑)
まず十分な数の図鑑をそろえよ!ということですね。
2.活字が好き
東大卒の方が口をそろえて言っていたのが、「小さいころから、活字が好きだった」。
活字が好きだから、小さい頃はよく本を読んでいたんだそう。(今もです。)
さらに、こんなことも言っていました。
「おもちゃはあまり買ってもらえなかった。けど本はいくらでも買ってもらえた。」
もう、さすがとしか言えません・・・(*_*)
子どもに与えるものは、親が徹底して「かしこくなるように」考えて選択していたというのが伝わってきます。
そして、図鑑もそうですが、「本」などの読みものに触れる時間が長いというのが秘訣だと感じました。
ちなみに、「親も良く本を読んでいた」んだそうで、親が本を読む姿を見せることで「本を読むことが当たり前」という環境で育ったことがうかがえます。
沢山の面白そうな本を揃える・与えるとともに、親自身が本を読む姿を子供に見せつけましょう!
3.常に1学年上またはそれ以上の勉強をしていた
「1学年またはそれ以上の内容を勉強していた」と…この衝撃の事実に驚きました。
東大を目指す子なら当たり前のことなのでしょうか??
うちの子(小学校1年生)は、今の授業になんとかついていっているくらいなのに。。。
賢すぎて通常の授業は簡単で常に先の学習をしてたのでしょう。はたまた、親がスムーズに先に進めるよう上手くリードしていたのかもしれません。
実際の授業を受ける頃にはすでに同学年の内容は習得済みだから、授業では知っていることを「復習」「確認」するといったスタイルですね。
うちも、先取り学習ためしてみようかしら・・・?!
4.勉強を強制されたことがない
東大卒の方々は皆、「勉強を強制されたことがない」のだそう。
親から「勉強しなさい!」「宿題しなさい!」とうるさく言われたことがないということです。(耳が痛い・・・)
「強制されなくても勉強する」ということは、勉強が好きだった、または、勉強することが当たり前のことだった、ということですね。
思うに、「勉強しなさいと言われなくても勉強をする」という習慣を作ったのは、
他でもない、「親」です。
親から強制されたことがないというのは、
親が放任していたというのではなく、
親が「子供にとって勉強が当たり前と思わせる工夫」をしていたということ。
だから、子どもは机に向かうことも勉強することも当たり前、日常の一部、という位置づけになったんですね~。
このことから、幼少期からの「親の関与」は非常に重要だということを、改めて思いました。
ちなみに、今回お話を聞いた東大卒の数名中、塾に通っていた人はたった1人のみ。
塾なしで東大に行けるなんて…コスパ良すぎです。
5.環境が大事
上記からもわかるように、東大に入れたのは、子どもの頃の環境が大きいというのがわかりますね。
実際、東大卒の方々は「環境が良かった」と口々に話しておりました。
東大に行けるくらいの秀才だから、元々の成績が良く、進学する高校ももちろん偏差値の高い「難関校」。
当然、そのような頭のいい高校には、優秀な講師陣が集まっていることが多いんだそうで。
だから、塾に行くよりも難関校の教師に勉強を教わった方が時間的にも効率的ですし、経済的でもありますね。(すぐ教育費のことにつなげてしまう…)
家庭環境のみならず、毎日通う「学校」さえ良い環境に恵まれていたという東大卒の方々。
このように、好循環の環境にいたからこそ、東大に向けての勉強に集中できたのですね。
おわりに
東大卒の方々から、貴重なお話を聞くことができました。
「東大に入るような子が育つ」ために今から親が取り入れられることは、
・図鑑を揃える
・興味のある本を与える
・親も本を読む姿を見せる
・(可能であれば)上の学年の学習をする
・勉強が「当たり前」という環境を作る
といった事です。
上記の要素を、これから少しでも取り入れるべく行動していきたいと思います。
まずは図鑑を揃え、親が本を読み、子には興味のある本を多く与え…これくらいならすぐにできそうです。
上の学年の内容を学習…?!というのは、ちょっとレベル高すぎでうちの子にはどうでしょう…といったところですが、勉強嫌いにならない程度に、様子見ながら試してみたいですね。
もし上の学年の内容をやっているという子がいたら、その子は東大予備軍かもしれませんよ・・・(*^^*)
何はともあれ、子供が知らぬうちに、いつの間にか勉強が当たり前になっていたという環境を作っていけたらこちらのものです!試行錯誤していきます(^^)/
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