わが家は転勤族なので、数年おきに引っ越しがあります。
引っ越しのたびに物が減っていく、というのが理想・・・・ではありますが、
子供が増えるにつれてそうもいかなくなっているのが現状です。
いまでもわが家にはまだまだモノが多いと感じています。
それでも、モノで溢れていた時期に比べてはだいぶスッキリはしたかなと。
ここで、我が家がスッキリしていった過程を振り返ってみようと思います。
物が多くイライラしていた時期
元々、家の中に物が多く、片づけられない典型で、ずぼら。
いつもなんかイライラする、思考がぐちゃぐちゃ。片付け(掃除)のやる気がでない。
片付かないのは、間取りが変なせいだと言ったり、家が古いからやる気が出ないんだ(古~い社宅住まい)と言い訳をしていました。夫のせいにしたこともありました。
家があまり好きになれず、食事は外食が多かったですし、家に人を呼ぶことはあまりありませんでした。
出産を控えモノがどんどん増えていった
5年ほど前、上の子を出産するにあたり、ベビーグッズが大量に増えさらに家の中のモノの量がすごいことに。
ベビーベッド、ハイローチェア、ベビーの衣服一式、ベビー布団類一式、ベビーお世話道具一式、子供用食器、赤ちゃん用洗剤類、ベビーバス、メリー、おもちゃ・・・etc
これでは、増えたベビーグッズが置けないばかりか、ベビーが動くスペースが無い。
そう感じたものの、物を減らすという考えは無く、いかに上手く収納するか、どんな収納家具を買えば収まるかというのを考えていました。
その後、出産。
産後はバタバタして、ものが多い家は散らかり気味に。
赤ちゃんがいる部屋だけは、掃除していましたが、その他の部屋や押し入れはごちゃっともので溢れていました。
とにかくものが多かったんです。
そんなある日、1冊の本と出合いました。
本を読んで物を「捨てる」ということを意識し始めた
その本は、字ばかりのものではなく、写真がふんだんに使われていて、断捨離のことが目で見てわかり内容がスッと入ってくるものでした。
●見てわかる、「断捨離」
※こちら今は中古でしか見かけません。
※新しく『決定版』が出ています。
この本を読んで(見て)から、ゴミ袋をもって部屋中のものを勢いつけて捨てていきました。
捨てようかどうか迷っていたもの。要らないモノ。
まだ使えるけれども、「いま使っていない」もの。
同じものがいくつもある物。気に入っていなかったもの。
何日かかけて、ゴミ袋数袋が出ました。
もう要らないのに捨てていなかった家具も、重い腰を上げていくつか処分。
はじめは、勢いに任せてやっていましたが、子供が小さくて一気には出来ないなと思ってからは、ある程度の不用品を処分したあとは徐々に徐々に、減らすことにしました。
途中、断捨離のペースが落ちた事もありましたがそれを乗り越えると、部屋は、少しずつスッキリしていきました。
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断捨離後の心情の変化
まだまだ捨てるものはあったんですが、断捨離をいったん終えた後、
何か、次のステップに移った。そんな感じがしました。
今まで、小さなことでうじうじと悩んでいることが多かった私。
自分で「捨てた」「きれいにした」ということで自信がついたのか。
小さな悩みなんてどうでもよくなりました。
そして、今まで人をほとんど呼んだことが無く、
人が自宅に来るとなると「大イベント」という位置づけだった私が、
人を呼びたい。
そう思うようになったんです。
部屋がすっきりしてから、一週間のうちの2日間、それぞれ違うママ友を家に呼びました。
自分から誘うなんてこともしない、受け身ばかりだった私が。
「断捨離」すごい。
部屋がきれいになることによる心情の変化って、すごい。
部屋がきれいだと、自信がつくのか。
そうか、私は部屋が汚いことが、コンプレックスの一つだったんだ。
さらに、部屋が汚いと頭の中がぐちゃぐちゃだったのが、部屋をスッキリしたら考えもスッキリしてきました。
シンプルに考えれば、悩みも少なくなるんだということも、なんとなくわかってきました。
日々が、輝き始めました(大げさじゃなく)。
以後、断捨離は細々と、時には豪快に、行っています。
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おわりに
何が言いたいかというと、
「お部屋は心と繋がっている」
「お部屋を片づけたら、何かしらの変化がある」ということです。
断捨離を知らなかったただのずぼら主婦の私でも、お部屋を片づけたらこのような効果があったよ。という体験談でした。
今の状況から抜け出したい。何か変化を起こしたい。今の状況を打破したい。
そういう思いがあるあなたは、まず試しにゴミ袋を片手に部屋にある不要なものを探してみてください(*^^*)
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