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ケチな性格は親の育ちが原因?ケチな親の特徴と子どもへの影響・変える方法

手のひらの上の小銭 お金と節約
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「そんなお金ない」「そんなの買わない」

子どもの頃、母にそう言われるたびに、胸の奥がじわっと痛くなっていました。

大人になった今、気づくと私も同じ言葉を口にしそうになることがあります。
お金への不安、節約への執着、1円でも損したくないという気持ち。
気がついたら、母とそっくりな自分がいました。

以前、録画していた『ホンマでっか!?TV』でこんな言葉を耳にしました。

「ケチな性格はどんなに隠しても、親を見たらわかってしまう。」

番組に出演していた弁護士・堀井亜生先生の言葉です。

ドキッとしました。そして、「じゃあ、私の子どもにも同じものが伝わっているのだろうか…」と、少し怖くなりました。

この記事では、お金の価値観が親から子どもへ受け継がれるしくみと、私自身の体験、そして子どもに伝えたいお金との付き合い方について書いていきます。

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「ケチ」は遺伝する?お金の価値観が受け継がれるしくみ

堀井先生によると、「お金に対する価値観は親の影響を受けやすく、将来お金持ちになっても変わらない」とのこと。

これは研究でも裏付けられています。子どもの性格や気質の約50%は遺伝の影響を受けるとされており、さらに残りの50%は「家庭環境」ではなく「友人関係などの外部環境」が大きく影響すると言われています。

つまり、お金に対する姿勢・価値観は「遺伝」と「幼少期に見てきた親の行動」の両方から形成されるということです。

そう考えると、「ケチな性格は親を見ればわかる」というのも、あながち大げさな話ではないのかもしれません。

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「1円でも損したくない」——母から受け継いだケチな価値観

私の実家は自営業で、決して裕福ではありませんでした。

母はとにかくケチで、子どもの頃から「そんなお金ない」「そんなの買わない」という言葉ばかり。学校で必要なものや、みんなが持っているものも買ってもらえず、恥ずかしい思いを何度もしました。

母はいつも「1円でも安く、1円でも得したい」という気持ちで動いていました。

そしてその価値観は、見事に私にも受け継がれました。

「少しでも安く買わなければ」「1円でも損したくない」という感情が、大人になってもずっとつきまとっていたのです。

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ケチな親の特徴——子どものころに恥ずかしかったこと

改めて振り返ると、私の母には「ケチな親」に共通する特徴がいくつもありました。

同じような経験をした方には、共感してもらえるかもしれません。

  • 必要なものでも「お金がない」と買ってくれない
    ——学校で必要なものや、みんなが当たり前に持っているものも買ってもらえず、友達の前で恥ずかしい思いを何度もした
  • 「うちは貧乏」という言葉が口癖
    ——「うちにはそんな余裕ない」「よその家と比べるな」という言葉を繰り返し聞かされた
  • お金を使うことへの強い罪悪感を植えつける
    ——何かを欲しいと言うと「もったいない」「そんなものにお金を使うなんて」と否定されることが多く、欲しいものを言い出しにくい雰囲気があった
  • 1円単位でお得・損を気にする
    ——スーパーのチラシを何枚も比べて、数円安いお店まで遠回りして買いに行く、というのが日常だった

こういった親の姿を毎日見て育つと、

「お金を使うこと=悪いこと・怖いこと」という感覚が自然と身についていきます。

大人になってからも必要なものを買うときに罪悪感を覚えてしまうのは、この幼少期の経験が根っこにあるのだと思っています。

ただ繰り返しになりますが、これは親を責めたいわけではありません。

親もまたその親から同じように育てられてきた、価値観の連鎖があるからです。

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「値段は見ない」夫——真反対の家庭で育つとこうなる

私と対極にいるのが夫です。

夫は物を買うとき、値段をあまり気にしません。むしろ「高いものほどいい」という考えを持っています。

夫の実家は一般的なサラリーマン家庭ですが、子どもの頃は欲しいものを誕生日などのイベントに関係なく買ってもらえたそう。義両親の話を聞いていると、実は金銭的にきつい時期もあったようですが、「子どもにはそれを見せなかった」とのこと。

その結果、夫はお金に対してとても大らかで余裕があります。

同じ「一般家庭」でも、親がお金についてどんな態度を見せてきたかで、子どものお金観はここまで変わるんだと実感しています。

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「ケチ」は悪いことだけじゃない。でも気をつけたいこと

ここで少し立ち止まって考えたいのですが、ケチであること自体は必ずしも悪いことではありません。

お金を大切に扱う、無駄遣いをしない、節約を心がける。

これは子どもが将来お金に困らないためにも、むしろ必要な感覚だと思います。

ただ、気をつけたいのは「ケチが行き過ぎて、自分本位になること」です。

たとえば…

  • 「お金がない」「買えない」という言葉を子どもの前で頻繁に使う
  • お金のことで夫婦がいつも険悪になっている様子を見せてしまう
  • 必要なものにもお金を使うことを極端に嫌がる

こういった姿を日常的に見せていると、子どもは「お金は怖いもの・不安なもの」というイメージを持ちやすくなります。

親のお金に対する感情や行動は、言葉にしなくても子どもにしっかり伝わっているものです。

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子どもに伝えたいお金の価値観とは?

つみたて投資と貯金

では、どんな価値観を伝えていけばいいのでしょうか。

私が意識しているのは以下の3つです。

①「お金は怖いもの」ではなく「大切に使うもの」と伝える

「お金がない」「もったいない」ばかりではなく、「何に使うか考えよう」「これは大切なことだから使おう」という言葉も一緒に使うようにしています。

②お金の話をオープンにする

子どもが「これ買って」と言ったとき、「ダメ」だけで終わらせず、「今月はいくら使えるか」「優先順位はどれか」を一緒に考えるようにしています。お金の話をタブー視しないことが大切だと感じています。

③節約は「楽しいもの」として見せる

「安く買えた!」「ポイントが貯まった!」と楽しそうに話す。節約を「苦しいもの・我慢するもの」ではなく、「工夫してお得にする楽しいゲーム」として見せることを意識しています。

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あなたは大丈夫?親から受け継いだお金の価値観チェックリスト

以下の項目、いくつ当てはまりますか?

  • □ 何かを買うとき、まず値段から見る
  • □ 「もったいない」という言葉が口癖になっている
  • □ 必要なものでも、買うことに罪悪感を感じる
  • □ セールやポイントがないと買う気になれない
  • □ 自分へのご褒美にお金を使うことが苦手
  • □ 「お金がない」という言葉を子どもの前でよく使う
  • □ 他の人がお金を使っているのを見ると不安になる
  • □ 外食や旅行など「贅沢」にお金を使うことに抵抗がある

0〜2個:お金に対してバランスの良い価値観を持っています。
3〜5個:少しケチ寄りの価値観かもしれません。意識してみると変わってきます。
6個以上:親からの影響が強く出ている可能性があります。でも気づいた今から変えられます!

私は以前、ほぼ全部当てはまっていました(笑)。今は半分以下になってきた気がします。

 

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今日から変えられる!子どもへのNGワード→OKワード変換

親のどんな言葉が子どものお金観に影響するのか。具体的なNG→OKの変換表を作ってみました。

NGワード OKワード
「お金がない」 「今月はここまで使えるよ」
「そんなの買えない」 「次の誕生日に考えようか」
「もったいない!」 「これは大切に使おうね」
「うちは貧乏だから」 「お金は計画的に使うものだよ」
「あの家はお金持ちでいいね」 「私たちも工夫してお得に買えたね!」

言葉を変えるだけで、子どもが「お金=怖いもの・不安なもの」ではなく「お金=上手に使うもの」というイメージを持ちやすくなります。

最初は意識しないと出てきてしまうNGワードですが、少しずつ置き換えていくことで、自分自身のお金への意識も変わってきます。

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子どものお金教育におすすめの本

子どもにお金の話を自然にしていくために、一緒に読める本を紹介します。

子ども向け

難しい言葉を使わずに「お金とは何か」「どう使うか」を楽しく学べる本です。小学生になったら一緒に読むのがおすすめです。

親向け

子どもにどうお金の話をしていけばいいか、親自身が学べる本です。読んでから子どもへの接し方が変わりました。

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価値観が違う義両親との関係——正直に言うと

余談ですが、夫とお金の価値観が全く違うということは、つまり義両親と私の実家のお金観も真逆ということ。

私はずっと「貧乏・ケチだと思われたくない」という気持ちがあって、義両親の前では必死に隠してきたつもりでした。でも、うちの親に会った時点でバレバレだったんでしょうね(笑)。今更ながら、ちょっと恥ずかしい。

それでも義両親との関係は今のところ良好で、それはひとえに大らかで温かい義両親のおかげだと思っています。価値観が違っていても、関係が壊れるわけじゃないんだと、身をもって感じています。

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価値観は変えられる。夫婦でお互いに影響し合った話

「お金の価値観は変えられない」とも言われますが、私自身は夫と生活をともにするうちに、少しずつ変化を感じています。

私は以前より「必要なものにはちゃんと使う」という感覚が育ってきました。逆に夫も、私の影響で値段を気にするようになってきました(笑)。

一緒にいる人の価値観は、じわじわとお互いに影響し合います。「自分はケチだから…」と諦めず、意識して行動を変えていくことは十分できると感じています。

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まとめ|子どもは「言葉」より「背中」を見て育つ

「ケチな性格は親を見ればわかる」——この言葉の本質は、子どもは親の「お金への態度」を毎日見て育つということだと思います。

節約することは悪くない。でも、いつもお金のことで不安そうにしていたり、「ない・できない・もったいない」ばかりを繰り返していたら、子どもの心にはそのイメージが刷り込まれていきます。

子どもに伝わるのは「教えたこと」ではなく、「見せてきたもの」。

だから私は、お金のことで笑える親でいたいと思っています。「安く買えた!やった!」と喜んで、「ここはちゃんと使おう」と迷わず使える。そんな姿を、日々の暮らしの中で見せていきたいなと。

完璧じゃなくていい。
意識するだけで、きっと少しずつ変わっていきます。

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