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転勤族の嫁になってメリットだと思うこと、デメリットだと思うこと。

子育て
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わが家は、全国転勤族

なので、数年おきに引っ越しがあります。

転勤というと、父親が単身赴任という手もありますが、

「子供がまだ小さいうちはお父さんの存在も大切」と考えているのと、

「子供の成長を近くで見たい」という夫の強い希望があるため、

小学校高学年くらいまでは一緒に転勤し続けることになるだろうと予想しています。

 

今回は、転勤族の「メリット」と「デメリット」を思いつくままに挙げていきます。

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転勤族のいいところ

転勤族になって『メリット』と感じる部分は以下のことです。

●色々な土地に住み、その地の特産物を食べられる

●家賃が安いからお金が貯まる(社宅の場合)

●全国に友達が出来る

●苦手な人がいても転勤があると思えば耐えられる

●最悪な人間関係をリセットできる

●引越しに備え、物と向き合い物を減らす機会が増える

●子供にいろんな体験をさせられる

●子供がコミュニケーション上手になる

●家族の絆が深まる

以下に詳細を説明していきます。

●色々な土地に住み、その地の特産物を食べられる

全国転勤なので、今まで行ったことも無いような土地に転勤することがあります。

その土地その土地の特産物・名物を食べることができる経験というのは、旅行したりその土地に知り合いがいるなどして訪れる機会がないと、なかなか無いと思います。

その点では「転勤、いいな~」と羨ましがられることが結構あります。

●家賃が安いからお金が貯まる

転勤族といえば、「社宅」。(最近では社宅も少なくなってきているようですが。)

とっっっても古い代わりに、家賃もとーーっても安いです。

住居費がかからない分、貯金に回すことが出来ます

転勤族にとって、社宅に住んでいるうちが「貯め時」です。

●全国に友達が出来る

人見知りでコミュ障気味な私でも、1つの地に数年住むと、ありがたいことに知り合いも出来、その中でもお友達と呼べる存在が出来ます。

転勤しても、本当に仲良くなったママ友とは今も連絡を取り合ったり、贈り物をし合ったりしています。

色々な土地に友達がいると、また近くに転勤した際に会える楽しみがあったり、たとえ離れていても心強い存在となります。

●苦手な人がいても転勤があると思えば耐えられる

以前住んでいた場所には、非常に苦手な人、いや、会うのが恐怖とさえ感じる人がいました…。

でも、「数年で転勤だ!」と思えば、何とか乗り切ることができたのは事実です。

もちろん、できるだけ苦手意識を無くそうと努力はしていましたが、どうしても無理な場合は、「転勤」を保険にして気持ちを切り替えていました。

●最悪な人間関係をリセットできる

前述したことと内容がかぶりますが、数年で転勤するということは、

人間関係が一度リセットされるということ。

どんなに最悪な人間関係にいたとしても、転勤になれば否応なしにサヨナラです。

これまでの転勤生活で、まだそこまで最悪だと思う人間関係になったことは無いですが、私の性格上、人間関係リセットできるというのは、ひとつの安心材料となっています。

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●引越しに備え物と向き合い減らす機会が増える

転勤族は、引越しするたびに物が減っているのではないかと思うのは私だけでしょうか。

転勤があると思うと物を増やすよりも、最低限のものでいかに過ごすかというのを考える機会が多くなりました。

 

また、引っ越しの際に物と向き合う作業があるため、モノの要・不要をよく考えるようになります。

だから、引っ越すたびに身軽にスッキリ暮らせるようになる人が多いのかなと思います。

私も、引っ越しのたびに物を減らしていますが、まだ物が多いと感じるので、また転勤の機会を利用してどんどん減らしていきたいと思っています。

●子供にいろんな体験をさせられる

子供にとって、引越しは環境の変化があって大変なこともあるかもしれませんが、

逆にそれを新たな体験だと捉えることもできますね。

引っ越ししなければ出来ないような体験、見られないような景色、食べられないような食べ物。

全部、子供の人生の糧となることを願っています。

●子供がコミュニケーション上手になる

引越しに伴い子供は、関わる人も変化し、通う場所も新しくなります。

新しい環境でどのように生き延びていくか、慣れていくか、小さい子供なりに色々考え工夫して、自らのコミュニケーション能力を高めていき、図太くたくましく育っていくのだと思います。

●家族の絆が深まる

転勤は、何より家族の絆が強まるイベントでもあります。

家族で協力して引っ越し作業をし、慣れ親しんだ土地にさよならし、一緒に新幹線や飛行機に乗って新たな土地へ向かうというのを家族みんなで経験することで、絆が生まれ団結して頑張ろうという気持ちになります。

また、知らぬ土地に知っているのは自分の家族だけ、というまだ不安な状況にいると、夫が非常に頼れる存在となり、子どもが最高の癒しとなります。

私としても、頼れる母でありたいですね。

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転勤族で嫌だと思うこと

転勤族になって『デメリット』と感じることは以下です。

■新たな土地に住む際に感じる不安感

■知り合いが誰もいないという孤独感

■役所関係、幼稚園・学校などの手続きが面倒

■クレジットカード会社その他の住所変更手続きが面倒

■社宅が古すぎる。昭和初期の生活かと錯覚さえする

■子供が人見知りの場合、つらい(私に似た場合)

■家を買うタイミングが難しい

■親が介護状態になった時に簡単に対処できない

■親の死に目に会えない(実家から遠い場合)

■新たな土地に住む際に感じる不安感

転勤すると、行ったこともない、名前も全く聞いたこともない地へと引っ越すこともあります。

新たな土地に暮らすということは、私だけかもしれませんがワクワクを通り越して『不安』が勝ってしまうことが多々。

治安はいいのか?周辺住民は?社宅の方々はいい人だろうか?

・・・というように、転勤が決まった際は3~4月に元々持つ心配性の性格がガッツリと出てきてしまいます。

その地の生活に慣れてくるとそのような不安も軽減されていきますが。。。

 

■知り合いが誰もいないという孤独感

転勤族の妻にとって、一番のストレスはここではないのでしょうか。

周りに誰も知り合い・友達がいないこと。

新しい土地に住んで最初のころ、私はなんともいえない孤独感が襲ってきます。

土地勘もない、バスの乗り場も巡回コースもよくわからない、迷子になってしまうのではないか。。。

そんな手探りな状態で、さらにどこに行くにしても一人(プラス子供たち)。

気軽に質問できる相手が近くにいないというのは、大きな孤独感と共に「自分しっかりしなくちゃ」と身構えてしまいます。

この時期の私は、非常に神経質になっているのが自分でもわかります。

 

■役所関係、幼稚園・学校などの手続きが面倒

役所での色々な手続きや、子供の幼稚園探し、入園手続き。

そしてまだ未経験ですが、成長すれば小学校の手続きなども必要になってきます。

役所の手続きは子供を連れて平日のみ行かなくてはいけませんし、4月の年度初めはかなり混んでいて、待ち時間がかなりあることも。

幼稚園は、子供にとって最良の園に入れてあげたいから色々見学したいけど、入園式までに日にちもないし、連日の見学、見学。。。

引っ越しして荷物も片付かないうちから結構忙しくなります。

 

■クレジットカード会社その他の住所変更手続きが面倒

転勤すると、クレジットカードの住所変更や、ネットショッピングなどで会員登録したサイトの住所変更をしなくてはいけません。

転勤の際にいつも後悔するのが、クレジットカード系の数の量。

引越しのたびに、持っているクレジットカードの枚数分、住所変更する必要があります。

私は今3社のクレジットカードを所有していますが、

これが1社であれば、少しではありますが負担が減ります。

これに伴い、今のうちにクレジットカードの断捨離を検討中です。

 

■社宅が古すぎる。昭和初期の生活かと錯覚さえする

今は少なくなっているそうですが、私が住んできた社宅は全て「オンボロ」(笑)

壁は薄いし床はギシギシ。

トイレにフタが無い。

お風呂は手動点火式(レバーをカチカチと回して火種を起こしボイラーに火をつける)。

台所の湯沸かし器は蛇腹ホースがついている。

畳の部屋が多い。

壁に裂け目がある。

壁紙が剥がれかかっている。

湿気とカビがすごい。

虫が多すぎる。

内装が昭和。外装がボロ家。

…と社宅の愚痴を上げればきりがないくらい(笑)

昭和にタイムスリップしているかと、本当に錯覚さえします。

■子供が人見知りの場合、つらい(私に似た場合)

私は人見知りです。

先ほど、転勤のメリットとして「子供がコミュニケーション上手になる」と書いたことと矛盾しているのですが、

もし仮に、子供が親の私に似た場合、子供にとって転勤生活は様々な苦難を強いられることになるかと思います。

幸い、今のところ子供たちは上手くやっているようですが、

成長するにつれてどうなるか?というのが少し気になっています。

逆境を乗り越えて、コミュニケーション上手になることを願っています。

 

■家を買うタイミングが難しい

数年おきに転勤があるので、家を買ったその次の年に転勤!という可能性が大。

子どもの転校の事を考えると、タイミングに悩みます。

小学校に入る前に住宅を購入して、転校しなくて済むようにするか?という話もしたことがありますが、そうなると夫は単身赴任になることが確定します。

「子供の成長を近くで見たい」と切に願う夫の希望で、おそらく小学校高学年ぐらいまでは買えないのかなと。

転勤も数年おき、というなんとも曖昧な年数ごとなのでハッキリとした時期を決められず今後の計画を立てられないのが悩みです。

 

■親の死に目に会えない(実家から遠い場合)

親が急に…というのは、これからの人生、もちろんあり得ることです。

実家が遠いと今すぐ来て!という連絡をもらってから、

チケットを取り、電車に乗り、空港まで行き、飛行機に乗って

さらに到着してから電車に乗ってタクシーに乗って…としていたら

すでに半日は経っています。

転勤族でも、実家から近くに配属になればいいのですが、たいていの場合遠い場所に住むことが多いので、連絡をもらってからではもう遅いという場合が有り得ます。

 

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おわりに

転勤族の嫁になると決まった当時は、

「いろんなところに行けて刺激のある生活!楽しみ~」と気楽に考えていました。

しかし、子供ができるとまた状況は変わってきました。

これまで自分本位の生活を送ってきたのが一変、子供中心に考えるように。

転勤族は子供にとっては、学校が変わったりお友達と別れることになったりと、環境の変化というストレスを課すことになります。

子どもの事を考えると、この先ずっと転勤族でいるのはどうなのか…?と考えることがあるのも正直なところ。

ですが、それでも転勤族で良かったな~と思うことも沢山あります。

今回この記事を書くにあたり、転勤はデメリットも沢山あるけど、メリットも結構あるというのを、改めて発見できました。

いずれどこかに定住することになるのは決まっているので、どうせなら転勤のメリットを生かして、今のうちは子供たちと一緒に転勤生活を楽しむのが一番いい過ごし方かもしれませんね。

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