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【転勤族】古~い社宅に住む「メリット」と「デメリット」!子育て世代には意外と合う?!

団地の一角 子育て
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転勤族と言えば、「社宅」。

この「社宅」というのは、会社が所有している住宅のこと。

これまで3つの「社宅」に住んでみて、メリットとデメリットがあるな~と感じたので、思いつくまま書き出していきます。

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わが家が住んできたこれまでの「社宅」

私は結婚して初めて「社宅」というものに入りました。

最初の社宅は、築40年以上の団地。

2つ目の社宅は、築30年程の団地。

3つ目は、再び築40年以上の古いアパート。

比較的新しい社宅に入居できる方もいる一方、なぜかうちは古ーい社宅にしか当たりません(涙)

まぁ、それはしょうがないとして(^_^;)、このような「社宅」に住んでみて、「社宅」に住まう「メリット」と「デメリット」を知ることができました。

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「社宅」に住む【メリット】

「社宅」に住む『メリット』を以下に書いていきます。

お金が貯まる

社宅の家賃は、安いです。

とーっても古くて狭い代わりに、とっても安いのです。

夫の会社の社宅は、築年数と部屋の広さによって値段が変わってきます。

新しい社宅だと家賃が比較的高めですが、古いところなら東京でも3~5万円程で済むことができます。(駐車場は別に借りる必要がある場所もあり)

繰り返しますが、古い社宅はかなり年季が入っていま

それでも、普通に賃貸で家を借りる半分(場合によっては半分以下)で住むことができるから、家賃という固定費が少ない分、貯金に回せるんです。

また、すごく古い家だから、つつましく過ごそうという気持ちになりお金を使わないようにもなります。

生涯ずっと社宅に住み続ければ、かなりお金を貯められると思います。(そんな家庭は滅多にいないかと思いますが…)

子育て世代は心強い

転勤で新しい土地に来ると、知り合いもいない。なんの情報もない。

孤独と不安を感じます。

そんなときに、同じくらいの子どもをもつ同世代のママが社宅にいると、おすすめの病院やよくいく公園など色々教えてもらえたり良い情報を得られたりするようになります。

困ったことがあったら、同じ子育てする同士で悩みも共有できるというのもメリットだと感じます。

また、子どもが多い社宅の場合は、いつも遊べるお友達と出会えるというのも嬉しい点です。

昭和の暮らしで経験値が上がる

社宅の家の構造は、「昭和」の名残が残る部分がたくさんあります。

例えば、お風呂。

お風呂に、びっくりするような装置がある社宅もあります。

お湯を沸かすための「火種」を起こす機械をカチカチ回して火種を起こし、そこにガスが入るとボイラーの火がつくという、そんな装置を使ってお風呂を沸かして入ります。

そして、なぜか社宅にはサンルームらしき不思議な空間があります。部屋というほど広くもなく、でも何か家具を置くにも微妙な場所&空間。

私は実際にサンルームとして使ったこともありますし、使っていない季節家電を置く物置として使ったり、子どものおもちゃ部屋にしたこともあります。

どうやって使うか頭を使い、工夫しながら模様替えを楽しんでいました

また、カビのできやすい社宅では、どうやったらカビができないか、カビが出来たらどうすればいいかというのを調べに調べ対策。ちょっと経験値が上がった気がします

社宅に不具合があれば会社が直してくれる

古いので不具合の多い社宅。

でも、費用は全て会社で負担してくれるからありがたいです。窓のカギの故障、畳の張替え、ガスコンロの交換など、請求して許可さえ出れば新しくしてくれます。(許可が通らない場合もあり)

(小言:そんなに修理にお金かけてくれるくらいならいっそのこと建て替えてほしい…!)

賃貸契約手続きや敷金・礼金が必要ない

社宅に住むことで楽なのは、賃貸契約の手続きをしたり敷金・礼金がないことです。

全て会社側でやってもらえるので、その点はラクさせてもらっています。敷金礼金って一気にお金が無くなっていくので、必要ないというのは嬉しいです。

ご近所トラブルが少ない

社宅に住む家庭は、会社の知り合いばかり。

今は物騒な世の中ですが、社宅ならどこの誰であるかや、名前や家族構成も知っているので、余計な心配もいりません。

夫としては、上司とすぐ近く(上下階など)に住むというのが「うーん…」なようですが…(^_^;)

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「社宅」に住むデメリット

次に、「社宅」に住む『デメリット』を書いていきます。

健康被害がありそう(カビ)

住む場所によるので私だけの経験かもしれませんが、以前住んでいた社宅は「カビ」がものすごく、入居当初はびっくりしました。

まず入って玄関からカビ臭く、下駄箱を開けると大量の白カビ。

畳の部屋の畳は、傷んで黒ずんで(腐ってる?)いる部分もあって、押し入れもカビ臭く、こんなところで寝起きするの~?!と恐ろしくなった記憶があります。

畳は、すぐに業者に入ってもらい、交換。

それでも、染みついたカビのニオイは取れませんし、交換できない押し入れはカビ臭いまま。カビのシミも取れないまま。

私がやったことは、エタノールスプレーをとにかくかけまくり、何度もふき取り、乾燥させ…というのを繰り返すのみでした。(マシにはなりました。)

あとは、「バイオ げた箱のカビきれい」と「バイオ押し入れのカビきれい」を設置する、換気扇をかけっぱなしにする、エアコンの「ドライ」や除湿器を定期的に稼働させるなどしました。

それでも、カビとはいたちごっこのような生活なので、「普通の」家でいいから、「普通に」カビのない生活したい…と切に願う日々(笑)

壁が薄い

以前の社宅ですが、古い団地タイプで部屋は壁一枚で隣接している状態でした。

そのため、くしゃみも聞こえるし、隣の子どもを怒るママの声や生活音が全部聞こえてきました。もちろん足音も掃除機をかける音も…

寝室も隣接しているから、すごくストレスが溜まりました。

ピアノを習っているご家庭もいて、夜9時にピアノを弾かれた日には…といった具合。

今ではわが家も子どもがピアノを習っているので、気を使います。夜7時以降は弾かないようにさせ、どうしてもという場合はヘッドホンをつけて練習。ピアノの下には防音マットを敷いています。

月1回の清掃日がある

これは社宅特有のものかと思いますし、それぞれの社宅でルールも違いますが、

社宅には「掃除当番」があります。

お当番は、階段や踊り場などの掃き掃除をしたり、電球が切れていたら交換したりするという仕事が課せられます。

また月1回、全員で社宅まわりを掃除・雑草抜きなどする日というのもあります。

用事がある人は出なくてもいいとは言われていますが、日中の主婦はたいてい家にいるのがバレバレ(笑)なので、出席します。

こういった仕事は、マンションなどであれば管理人さんがやる仕事かと思いますが、自社の建物なので自分たちで管理していこうというのが伝統的に残っていて今に至ります。

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おわりに

オンボロ社宅に住む「メリット」と「デメリット」をお伝えしました。

色々いいところも悪いところも書きましたが、まぁ「社宅」でよかったかな~と思えるのは、子どもたちが楽しそうだということです。

社宅に入っているのは比較的子育て世代が多いから(上の世代はすでに家を購入または単身赴任が多い)、同世代の子どもたちと社宅前で遊ぶことができます。(安全)

それに、多少うるさくしてもお互い様だよね、と暗黙の了解のようなものがあり子どものバタバタ騒がしいのも目をつぶってもらえます…多分。

もちろん、タイプ的に合わないママもいたり、色々気を遣うことはたくさんありますが、総じて社宅は子育て世代に向いていると思います。

住めば都…とまではいきませんが、住む場所住む場所で工夫しながら、家族が住みやすい家にしていくのも最近では楽しいと思うようになってきました。

社宅がつらいと感じたら、「いつかのマイホームのために今は多少我慢して沢山貯金するぞ!」と気持ちを切り替えて乗り切っています(^^)/