『チョコレート』は好きですか?
私は、大のチョコレート好き。いつも食べています。
そんな身近なチョコレートではありますが、実は危険だという記事を見つけてしまいました。。。
いったい、チョコが危険とはどういうことなのでしょうか?!
この記事では、チョコレートの何が危険なのか?安全なチョコレートの見分け方・選び方などをお伝えします!
チョコが大好き!という人や、子どもにはどんなチョコレートをあげたらいいか迷う人の参考になれば幸いです。
チョコレートが危険ってどういうこと??
いきなりチョコレートが危険といわれても…チョコ好きはとまどうばかり(私)。
何が危険かというと、「強い依存性」があるという点です。
こんな記事がありました。
記事中のこの部分。
(パッケージの裏の原材料名の)最初に「砂糖」と書かれている場合はチョコレートとは名ばかりで、実質的には“砂糖のかたまり”
引用元:Business Journal
商品の裏側に「原材料名」表示がありますよね?その順番は、含有量の多い材料の順に書かれているそうです。
チョコレートのパッケージ裏の原材料名表示を見てみると、「砂糖」が先頭にきているものもあります。その場合、その商品に最も多く含まれる成分が「砂糖」だということです。
さらにその「砂糖」は…
砂糖には強い依存性があり、摂取し続けた結果、糖尿病や低血糖症などを誘発することもあります。
引用元:Business Journal
とのこと。
『砂糖』は、白砂糖が体を冷やしたり血糖値を急激に上げるということは知っていましたが、そこまでの重大な病気につながるとは…。
もちろん、「摂取し続け」たらという話しなので普通に食べている分にはすぐに病気になるという意味ではないのだと思いますが、塵も積もればかなりの摂取量となるはずです。
実をいうと、私が独身時代の時は、チョコが好き過ぎてごはんもチョコで良いと思っていた時期もあったので、もしかしたらチョコレート依存症に陥っていたのかも?!
チョコレート、子供や妊婦はほどほどに…
チョコレートのパッケージ裏に書いてある原材料名の一番最初に「カカオマス」と書いてあれば、カカオマスが一番多く含まれているということなので「砂糖」はそれほど多く含まれてはいないそうです。
しかし…
カカオマス が多いということはカフェインの含有量も多くなるので、子供や妊婦は要注意
引用元:Business Journal
カカオマスは、ポリフェノールなど体にいいイメージがあります。
しかし、カフェインも含まれています。
Medi Palletteというサイトによると、100gあたりのカフェイン含有量は、
ミルクチョコレート1枚には20mg
ダークチョコレート1枚には80mg(カカオ70~85%の場合)
のカフェインが含まれているとのこと。(参照:https://medipalette.lotte.co.jp/mental/902)
コーヒー100㎖あたりに含まれるカフェイン量は60mgなので、
ミルクチョコレートではコーヒーの1/3の量
ダークチョコレートではコーヒーより多い量
が含まれていることになります。
最近は、高カカオのチョコレートをよく見かけるようになったので、裏のパッケージをよく見て成分量などを確認してから購入を検討したほうがいいですね。
私の妊婦時代も授乳時代も、一日1杯くらいのコーヒーは飲んでいましたし、チョコだって普通に食べていました。
妊婦や授乳中だからと言ってカフェインは全くとったらいけないというわけではないです。が、赤ちゃんのことを考えると出来るだけ避けたほうがよかったなと今になって思います。
また、時々子供にもチョコレートを食べさせていますが、カフェインが含まれているので寝る前の時間帯には与えるのをやめたほうがいいですね…(うちでは夕食後などに、たまにあげていました(-_-;))
チョコレート好きはショック!?恐ろしい「植物性油脂」
さらにこんな記事も…
チョコレートは、主にカカオと砂糖からつくられますが、カカオは非常に高価なため、板チョコ1枚を100円前後で販売するのは困難です。つまり、安いチョコレートは、カカオの代わりに別の原料を使っているのです。
引用元:Business Journal
商品の値段を安くするために、高価なカカオの代わりとして「別の原料」が使われているとのことですが、その中でも特に良くないとされているのが、
「植物性油脂」
なんです。
「植物性油脂」について
「植物性油脂」は、「狂った脂肪」「悪魔の油」といわれるトランス脂肪酸を含んでいます。
トランス脂肪酸は、糖尿病やがん、うつ病、認知症といった病気を招く危険が指摘され、米国では使用が禁止されました。
引用元:Business Journal
米心臓協会や医学界などでは、
「トランス脂肪酸を含む食品を食べると心疾患のリスク要因である悪玉コレステロールが増えることは、科学的に実証されている」
引用元:CNN.co.jp
とコメントされているとのこと。
いまや悪い評価しか聞かないトランス脂肪酸。
そのトランス脂肪酸は、「植物性油脂」に多く含まれているというのです。
まさに、チョコレートのパッケージの裏でよく見かけていた原料です。
それでも、チョコレートが食べたい場合は・・・?
前述のようなことを色々と知ってしまうとチョコレートを食べる気が一瞬失せますが、それでもチョコレート好きには変わりはない私。
チョコレートを食べたい!という場合は、、、
チョコレートを買う際には、植物性油脂が入っておらず、カカオ含有量の多いものを選び、少しだけ食べるようにしましょう。
引用元:Business Journal
「植物性油脂」不使用でカカオ含有量が多いものを「少しだけ」食べるとよいとのこと。。。
そこで、植物性油脂が入っておらずカカオが多く含まれるチョコはあるのか調べてみたところ、
チョコレートの本場であるベルギーやスイスなどでは、植物性油脂ではなくチョコレートにココアバターを使っているものが大半だという情報を得ることができました。
日本製チョコレートにも植物性油脂を使っていない物がある!
でも、植物性油脂を使っていないチョコレートは海外のものだけではありませんでした!
日本にもちゃんと植物性油脂を使っていないチョコレートがかなりあるんです♪(良かった…(笑))
以下に、植物性油脂を使っていない日本・海外のチョコレートを一部ご紹介します。
植物性油脂を使っていないチョコレート
<原材料:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料>
原材料の一番最初が「砂糖」になっているのは少し残念ですが、こんなに身近なところに植物性油脂不使用のチョコレートがあったとは(*^^*)
板チョコならいつでも100円前後で買えるし、植物性油脂を使ってないのが嬉しい。
なお、明治ハイミルクと明治ブラックチョコレートには植物性油脂が使われています。
●ロイズ ROYCE 板チョコレート[ミルク]
<原材料:砂糖、ココアバター、カカオマス、全粉乳、乳化剤(大豆由来)、香料>
北海道で有名な「ロイズ」で販売されているチョコレート。他にも数種類の板チョコがありますが、全て植物性油脂は使われていないというこだわりのチョコレート。
植物性油脂不使用で高カカオ含有のチョコレート
●ロイズ ROYCE 板チョコレート[ブラック]
<原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、乳化剤、香料(原材料の一部に牛乳、大豆を含む)>
ひとつ前のチョコと同じく北海道の「ロイズ」のこだわりの詰まったチョコレート。ブラックチョコレートなので、カカオ含有量が高くなっています。
●明治 明治ザ・チョコレート 50g
<原材料:カカオマス(国内製造)、砂糖、ココアバター、全粉乳、脱脂粉乳、/乳化剤、(一部に乳成分・大豆を含む)>
こちらも明治の植物性油脂を使用していないチョコレートで高カカオ。明治ミルクチョコレートの2倍以上のお値段ではありますが、市販のチョコレートの中では断トツで美味しいという口コミもあるほど人気。
↑カカオ55%のチョコもあります。
<原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、香料>
海外のスーパーなどでよく見かけるリンツのチョコレート。日本では、海外の食品を置いているお店によく売っているのを見かけます。カカオ70%含有と高カカオチョコレート。
この他に、カカオ85%、90%、99%などがあり、カカオの割合が増えるほど味が苦くなっていきます。
チョコレートの選び方まとめ!原材料はチェックしておこう
チョコレートの選び方は
- 植物性油脂が入っていないもの(代わりにカカオマス使用)
- 砂糖少なめがよければ、カカオ含有量が高めのもの
- カフェイン摂取を減らすなら、ミルクチョコレート
のものがおすすめです!!
子どもや妊婦さんは、カフェインの多いダークチョコレートより、ミルクチョコレートの方が◎です!
とはいえ、どんな食べ物でも、ほどほどに食べるのが一番です。
無性に食べたくなるチョコレート。食べると幸せな気分になるし、疲れもとれる気がします。
一部のチョコレートにはあまり良くない成分が含まれていると知っても、「今日からチョコ食べるのをやめる!」と、急にチョコ断ちするというのは、チョコ大好き人間にとっては酷なこと…。
私自身も子供もチョコレート好きなので、あまりに神経質になりすぎてもいけないですが、身近な食べ物のことなのでいつも頭の片隅に入れておきたいと思います。
からだのことを考えて過ごすためにも、出来るだけ安価なチョコレートは控えて、少し高価でも安心して食べられる良質なチョコレートを選ぶようにしていきたいですね。
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※2017年7月の記事を加筆修正しました。