そのままの子供を信じるという事

私は、親(母親)に否定されて育ちました。

たとえば、「将来~になりたいな」とか「~したいな」「~欲しい」と言えば、

頭から「それは良くない」「する必要ない」「そんなのは要らない」

と、よく否定されてきました。(芽を摘まれたともいいましょうか・・・)

無知な子供の私は、親の言うことが絶対だと思うので、

「そうか、良くないことか」と、否定されたらそれ以上望みませんでした。

親がいないときに茶碗洗いをすれば、「泡(洗剤)ちゃんと落とした?」と言われ、

米とぎをすれば、「ちゃんと綺麗にゆすいだ?!」というように。

まず、「ありがとう」、という言葉を聞いたことがなかった。

その代わりとして、自分がすることに疑いをもたれていた、心配されていた。

結局、いつもまでも信じてもらえていなかったのです。

虐待とまではいきませんが、手を挙げられたこともありますし、

物心ついてからは、親から信頼され、愛情を受けたという記憶が、ほとんど欠如しています。

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信頼されずに育った結果・・・・

親も親で、まだ若く人間的にも未熟だっただろうし、

性格的にキャパシティが狭いというのもあって、他の事でいっぱいいっぱいだったのだろう。

そのしわ寄せが、子供にきていたのかもしれないな、親もすごく大変だったのだろうな。

と今なら想像できます。

しかし、ほんの数年しか生きていない子供にとって、

親が絶対でしたから、言われたことそのままを受け止めるしかありません。

そんな環境で育った私は、心配性で、自分を信じることが出来ない人間に育ちました

子供への接し方は、親から子へと受け継がれていく

私はこどもをもつことになったら、

親のような子育ては、しない。と、親の子育てを反面教師にしようと決めていました。

しかし、いざ子供を持ってみると、、、

私が小さいときに言われてきたようなことを、

私も言っていることがあるということに気づきました。

あんなにも、似たくない、と思っていた部分。

特に、「心配性」な面は非常に強く。

まだ言葉がわからない小さいうちはあれこれ心配するのは当たり前だったのですが、

言葉がわかってくると、「~した?」「~しないの?」「寒いから(上着)着なさい」

「それは危ないからだめ」「こうしたら~になっちゃうよ?」「大丈夫なの?」「〇〇は~できないでしょ?」「~できるの?」

と、口うるさく心配したり、まだやる前から余計な不安をあおるようなことを言って行動を制限するようなことを言っていました。

子供を心配する親なら当たり前な反応なのかもしれませんが、

それでも少し過剰気味かもしれない。夫にも、「心配し過ぎ」と言われていました。

このまま行ったら子供も自分を信じられない人になる!

そう思い、慌てて軌道修正。

また、怒る口調も、気づけば私の母親そっくり。

こうして良くない連鎖が親から子へ受け継がれていくのか。

ということは、親のまた親、その親も、そのような育て方だったのかもしれない。

私がここで断ち切ろう。そう、決めました。

人は信頼されるとそれにこたえようとする

Keiさんというブロガーさんの『30代の初老ライフ 与えられた場所で幸せを見つける衣・食・住のアイデア』という本に、

幼少時代の親からの信頼について書かれており、

その中で私の子供時代と似ているところがあり、非常に共感する部分が多かったです。

本の中では、ジョセフ・マーフィーの言葉としてこんなことが書かれていました。

「信頼とは、信頼に足る材料があるから信頼できるのではなく、信頼をするから信頼に足る人物が育つ」

信頼というのは、信頼する要素があるからするというものではなく、

まず先に、信頼をしてしまうことだと。

何度も何度も、この言葉を読み返しました。

親と子の問題は、根深く、すぐには解決できないことが多いですが、

私が親として、自分の子供に今すぐにでも出来ることはあります。

それは、子供を信じること。

人は、信頼されたらそれにこたえようとするものだと言われています。

その結果、自分を信頼し、人からも信頼されるような人間に育つのだと思います。

子供をそのまま信じる

人が、信頼されたらそれにこたえようとするというのは、ピグマリオン効果に似ていますね。

ピグマリオン効果とは、

「君は出来る子だよ」と期待をされると、本当に成績が良くなるという効果。

人は期待されたように育つ、という有名な実験結果です。

人は、期待されたように育つ、信頼されたら自分を信頼するように育つ。

本当にそのとおりだと思います。

私は、決して立派な親ではありませんが、

子供のおかげで少しずつ成長させてもらっている気がします。

もし将来、子供が「~になりたい!」と言って、私が想像していた職業と違ったとしても、

決して否定したりせず、そのまま受け入れよう。

だって、この子の人生なのだから。

これからも、どんな時も、そのままの子供を信じよう。そう、思っています。

お読みいただき、ありがとうございました。
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