日立製の「紙パック式掃除機」を購入しました。
今の時代、サイクロン式だとかコードレスだとか色々出ている中、
まるで時代に逆行している感じではありますが。。。
紙パック式の掃除機を今更どうして使いたくなったのか、
紙パック式の掃除機がどれほど快適か。
これからその理由とともに、歴代の掃除機たちのことと合わせて書いていきたいと思います。
これまで使った歴代の掃除機
これまで私が使ってきた掃除機は、
紙パック式
↓
サイクロン式(シャープ)
↓
サイクロンスティック型(ツインバード)
↓
紙パック式(日立)(現在)
の4つです。
久々に「紙パック式掃除機」を使ってみた感想は…
とっても快適です!!
「サイクロン式」ってなんかカッコいい!と選んだシャープのサイクロン式掃除機
元々一人暮らしの時から安い紙パック式掃除機を使っていましたが、結婚を機に新しい掃除機を購入することになり、シャープのサイクロン式掃除機を購入して使っていました。
けれど、壊れました(笑)
※もう生産終了なのか、画像探しても見つからず。こんな感じの掃除機でした。
3年ほど使っていて、たまに変な音になって止まってしまったり、フィルターの汚れが取り切れないなーと思っていたのでそろそろ限界かなと思っていたんです。
そのタイミングでなんと夫が掃除機のヘッド部分を、誤ってドアに挟んでもいでしまったのです(;_;)(笑)
なので強制的に買い替えとなりました!(笑)
購入当時は最新型で、見た目もカッコいいし、サイクロン式なんていう名前も魅力的、吸引力もかなりあり、使い心地は満足でした。(そして結構なお値段…)
しかし、安い紙パック式掃除機の時と比べていくつか短所もありました。
【サイクロン式】フィルター掃除が面倒
ダストカップの上に取り付けるフィルター。
このフィルターのおかげで細かなホコリだとかチリだとか色々なものが、排気口から出ないでフィルターにひっかかって収まってくれます。
しかし、このフィルター、しばらく掃除しないと吸引力が落ちてきます。
だから、月に1~2回は、フィルターのお掃除。
やり方が間違っていたのか、溝が細かいので掃除に時間がかかり、私にとっては非常に面倒でした・・・・
フィルター乾くまで掃除機かけられないし。(予備のフィルターを買えば済む話ですが。)
【サイクロン式】ダストカップのゴミを捨てる際、ホコリなどが空気を舞う
掃除機で吸ったゴミの中には、ホコリやカビの他に、ダニの死骸や糞、生きたままのダニだって混ざっています。たまに生きたままのクモを吸っちゃったりも。。。
それを、いつも新聞の上かビニール袋の中に出して、処理していました。
虫嫌いの私には拷問です。
そして、気になっていたのが粉塵。
どれだけそーっとそーっと取り出していても、どんなに頑張っても空気にふわーっと白く粉塵が舞います。それも毎回。
ここで、掃除機かけて掃除したのに、ゴミ(粉塵)を舞わせて空気汚すって、どうなの?!という疑問を持ちました。
外で掃除機の中のゴミを出して捨てるというなら問題ないですが、毎回外(ベランダや玄関の外など)に出ていくのも手間。
それでも、家に粉塵が舞うよりはと、出来るだけベランダで処理作業をするようにしていましたが、かなり億劫でした。
ちなみに・・・
大昔のまだ掃除機が珍しかった時代の掃除機は、吸ったゴミを溜めるのに布製フィルターを使っていて、繰り返し使えるものだったそうです。
ゴミがたまったら、その布製フィルターからゴミをバフバフとホコリを舞わせながら出していたんだそう。
それって、現代のサイクロン式掃除機のゴミ処理方法と似てませんか?
サイクロンなんてカッコいい名前がついてて今風な感じがするけど、原理は逆行してないか?!と思うわけです。
「スティック型」に憧れて。ツインバードのサイクロンスティック型掃除機
シャープのサイクロン掃除機が壊れてしまったあと、以前からスティック掃除機にあこがれていたのもあって、ツインバードのスティック型掃除機を購入し、使っていました。
アマゾンでもベストセラー1位だったしレビューもよかったので迷いなく購入。
スティック型だから、居間に置いて掃除したいときにさっと取り出して使えるから、便利でした。
掃除機をかける頻度も、格段に上がりました。
しかし難点は、またもや紙パック不要のサイクロン式だということ。
紙パックを買わなくても済むし、エコになるし、いい!と思って、さらに憧れているスティック型だし、という安易な考えで買いました。
前回の掃除機のこと(フィルター掃除の事や粉塵が舞うこと)が頭からすっぽりと抜けていました。(本当にマヌケ)
再び、フィルターの掃除頻度が高すぎて面倒過ぎるということと、ダストカップからゴミを出す時のホコリ等が尋常じゃなく空気中に舞うことに不満を持つようになりました。
【スティック型】フィルター掃除をしないとめちゃくちゃ吸引力が悪い
このツインバードの掃除機、フィルターにゴミが付着してくると、絨毯で掃除機をかけても、だんだん髪の毛を吸えないくらい吸引力が落ちます。
フローリングのパン屑も2~3往復してやっと吸うくらいの弱弱しさ。(音は普通にジャンボです)
フィルターを掃除すると、もとの吸引力に戻りますが、我が家は子供たちがよくお菓子の屑やらをこぼしてるのと、毎日数回掃除機をかけていたので、フィルターの掃除頻度は2〜3日に1回というめんどくさ過ぎる頻回でした。(※それぞれの家の汚れの状態や掃除機をかける頻度によって個人差があります)
確かに、サッと取り出せるから掃除をする手軽さから言えば、掃除機をかける頻度はツインバードのサイクロンスティック型掃除機のほうが高かったですが、
吸引力の強さとフィルターの掃除頻度の少なさから言えば、以前のシャープのサイクロン式掃除機のほうが良かったです。
それでも、フィルター掃除が苦にならない人にとっては、とてもいい製品だと思います。
【スティック型】ダストカップのゴミを捨てる時、ホコリなどが空気を舞う。
これは、上に書いたシャープのサイクロン式掃除機と同じです。
掃除機で吸ったゴミの中に、ホコリやカビの他に、ダニの死骸や糞、生きたままのダニだって混ざっているのに、それを表(新聞の上など)に出して処分する。
せっかくきれいにした床も、細かいチリがまたついてしまう。
それでなくても、アレルギー気味の私と子供たちがいるのに、こんな処理の仕方はよくない。
そんな中、紙パック式掃除機のことが頭をよぎりました。
【結果】実用性を重視し時代に逆行。HITACHIの「紙パック式掃除機」で快適さ復活!
次の掃除機選びは、同じ過ちを犯すまいと、よーく検討を重ねていました。
選ぶ基準は、
・機能がシンプルであること
これを満たすのが、日立の紙パック式掃除機でした。
アマゾンでランキング1位だったのも決め手です。もちろん、レビューもしっかりと読み納得して購入しました。
しかも1万円以下で、お釣りが出る、失敗しても痛くないお値段。
デザインは重視してませんでしたが、思っていたより素敵で、真っ白でコロンとしていて可愛いです。そして、コンパクトで軽い!!
いま、実際に使っていますが、前回の掃除機との違いは、
【吸引力】!
絨毯に絡まった髪の毛も難なく吸ってくれます。絨毯が吸い付く感じ。
パワーを「強」にすると絨毯を吸って少し浮きます(ってこの状態が普通なんですよね)。
そして、紙パックの処分はまだしていませんが、紙パックを取り替えるときはほとんど手を汚さず、ホコリなどの粉塵を空気に撒くこともなく快適に処理出来そうです。
汚れやすいヘッド部分は、水洗いもできます。
まとめ
掃除機について長々と語ってしまいましたが、私にとって、回りまわって紙パック式がやっぱり一番使い勝手がいいという結論に至りました。
紙パック式の良いところは、なんといってもシンプル!!なところ。
ゴミがたまったら、紙パックを取り外してポイっ。
替えの新しい紙パックを取り付けるだけ。
フィルター掃除も要らないし、粉塵が舞うこともない。
替えの紙パック代はかかりますが、手間と衛生面を考えたら安いものです。
※ツインバードのサイクロンスティック型掃除機は処分しました。
毎日使う家電だからこそ、少しでも不満・不便を取り除いて快適に使っていくことで家事もよりはかどっていくと思います。
ひとつひとつのことを解決して家仕事が快適になっていくというのは爽快。
ゆっくり、時間がかかっても、引っかかることや不満・不便に思うことを解決して、より心地よく快適な生活を送ることを考えて、もの選びをしていきたいと思います。
次に狙っているのは、ロボット掃除機!
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*2016年12月2日の記事を加筆・修正しました。