この記事では、株の初心者主婦が損しないための「株主優待の注意点」についてお伝えしています。
株主優待デビュー予定の主婦・Ruka(@rukakurashi)です。
株主優待株の制度は、上場企業の株を持っている人が企業の製品や商品券・金券などをもらえるという嬉しい制度。企業とは関係ない金券・商品券が優待というところもあります。
配当金とは別にそのような贈り物(優待)を受けられるというのは楽しみだし、すごく得した気分になりますね♪商品券や金券なら、家計にも助かります。
しかし株を保有するということは、リスクも付きもの。
株主優待の初心者主婦が損しないために、株購入の際の注意点もしっかり確認しておきたいと思います。
株を購入するにあたり、株主優待の注意点をおさらい。
以下では、株主優待の4つの注意点をご紹介します。
株主優待ってなに?
株主優待(かぶぬしゆうたい)とは、
株式会社が一定数以上の自社の株券を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のこと。
引用元:Wikipedia
つまり、株主優待とは、上場企業の株を持っている株主が、配当金とは別に自社製品や商品券・金券などがもらえる制度のこと。
3,600社以上ある上場企業のうち約35%の企業が株主優待制度を導入しているそうです。(17年10月末時点)
また、この株主優待の制度は、ほぼ日本だけで行われているとのこと。
株主優待実施企業が日本にだけ多い理由は?
株主優待を実施する企業が外国にはほぼ無いのに対し日本に多い理由は、
返礼品が人気のふるさと納税と同様、中元・歳暮などの日本の贈答文化が普及の下地との指摘があるほか、主に投資信託経由で株券に投資する欧米と違い、日本では個人が株券を直接持つ傾向が強い
引用元:Wikipedia
とあるように、日本人は贈り物好きな傾向があるからで、この贈答文化に目を付けた企業が優待制度を実施してきたんだそう。
私も、贈り物大好きです(笑)この制度を利用して、楽しみながら株保有をしていきたいです。
【株主優待】注意する点・4つ
先日、株主優待購入用として「松井証券」の口座開設をしました。
【関連記事】
「優待生活」桐谷さんおすすめの【松井証券】に口座開設!株主優待を始めたい。
まだ口座開設完了通知も来ていない中で気が早いですが、株主優待を買う際の注意点を振り返りたいと思います。
以前、この記事(↓)で株主優待について注意点を3つあげていました。
【サンキュ!11月号】1000万円貯めた人は、納得できる『投資』をしていた!
それに加えて新たに注意点を追加し、合わせて4つの注意点を確認していきます。
●人気やお得度より「自分が使える優待かどうか」
人気だったりお得優先で株を購入しても、普段行かないような場所の食事券などもらっては無駄になってしまうだけ。
実際に自分や家族が生活で使える優待を選ぶのが吉。
※もし使わない商品券や食事券を持て余しているようなら、金券ショップやオークションなどで売るというのもひとつの手。
●赤字が何年も続いている企業の株は買わない
優待目的で購入して財政状況を見ていないと、後々損をすることもあります。
企業の業績・株価・財務内容をチェックすることも大切です。
たとえ優待が魅力的でも「赤字が何年も続いている企業は買わない」など、自分の中で買わない基準を決めておきましょう。
また、株主優待が実施されている企業でも、景気の悪化や業績悪化で株主優待や配当が見送り・廃止になる場合があります。
そのため、たとえ株主優待が廃止になった場合でも、「保有していて有益」となる株を見極める必要があります。
見極めは初心者の私にはなかなか難しいですが、上記のことを踏まえ景気に影響を受けない安定企業を見つけたいと思います。
●権利確定日の直前には買わない
優待を受けるには、「権利確定日(株主優待を受けられる権利が確定する日)」に必要な株数を持っているのが条件。
ただし、その数日前の「権利付き最終日」という日までに、株式を購入していることが必要です。つまり「権利確定日」に買っても優待は受けられません。
「権利付き最終日」は、「権利確定日」の3営業日前のこと。
例えば、企業の「権利確定日」が2018年7月31日なら、その3営業日前の7月26日が「権利付き最終日」となります。(土日は営業日でないのでカウントしない)
ただし!!
「権利確定日」の1カ月ほど前からは株価が上がり、権利確定の直前は一番高い時期。
なので、株を購入するのは権利確定の直前ではなく株価が上がる少し前に済ませておくのが良いそうです。
株価が高い時に購入して、損することの無いよう注意しましょう!最新情報をチェックすることをお忘れなく。私も、権利確定日まで1ヶ月以上余裕のある株を購入しようと思います。
●株主優待のもらえる条件・優待内容は要チェック
上述では、「優待を受けるには、「権利確定日(株主優待を受けられる権利が確定する日)」に必要な株数を持っているのが条件。」とお伝えしました。
しかし、ある銘柄の購入する単位が最低100株~だったとしても、株主優待の対象となるための「必要な株数」は「500株~」という銘柄もあります。
また、保有株数・保有期間によって優待内容が変わることもあります。
例えば、「ビッグカメラ」は100株以上、500株以上、1000株以上、10000株以上で、それぞれもらえる優待数が変わります。加えて、保有期間が「1年以上」「2年以上」の場合、優待券を追加でもらえるんだそう。
株主優待をもらえる株数、条件、優待内容等は購入前にしっかり確認してから!
おわりに
以上、「【初心者主婦の株主優待】購入する際の注意点・4つ」でした。
これから始める予定の株主優待。事前にこのような注意点を確認することで少しでもリスクを減らして、株選びを楽しみたいですね。