煩雑な家の中を片づけたり、汚い場所を掃除したり、溢れた引き出しの中身を断捨離したり整理したりする。
そういったことを続けることで「自己肯定感」は高まっていく。
以前も同じようなことを書きましたが、つくづくそう実感しています。
家の中を汚くしておくことは自分を否定し続ける行為
家の中が汚いことで気分がいいという人はほとんどいないですよね。
家の中がキレイな状態は、多くの人にとって「理想」。
そんな理想的な空間で生活することは、「汚部屋」に住む人間にとっても「理想」です。
元・汚部屋に住んでいた私
自分の部屋に「汚」と付けること自体、部屋が汚いということを自覚し、負い目がある証拠。
部屋が汚いということは、「片づけできない」「掃除もできない」「整理が苦手」な自分を常に目で見て、肌で感じ、自分を否定し続けるメッセージとなります。
自己肯定感が低い人は、「~していない」「~できない自分」を否定し続けることでさらに自信をなくしていきます。
・こんなこともできないなんて。
・やるべきことが出来ない自分。
・やっぱり自分は何をやってもだめだ。
言葉に出していなくても無意識に心の中でそう自分を否定してしまいます。
何を隠そう、私がそうでした。
片づけ・断捨離・掃除を通して自己肯定感が高まる理由
「自信をつけたい」「自己肯定感を高めたい」と思うとき、何か大きな事を成し遂げたり、高い目標を達成しなくてはいけないというと、そんなことはありません。
自信をつけたり自己肯定感を高めるのに効果的だと思うのは、タイトルにもあるように「片づけ」や「断捨離」、「掃除」をすることだと思っています。
どういうことかというと、
例:
・これまでの行動
「片づけようと思いずっと気になっている」→「けどやらない」→「私は片づけもしないだめな奴…」→「劣等感・不満」
・成功体験を得られる行動
「片づけようと思いずっと気になっている」→「実際に片づける」→「気になってた場所を片づけられた!」→「自分にいいイメージ&成功体験・満足感UP!」→「もっとやろう!」→「自己肯定感育つ」
このように、日々の片付け・断捨離・掃除などを通して小さな成功体験をひとつひとつ積み上げていき、自分からみた自分に対するイメージを良くして行くことで『自己肯定感』が育っていきます。
おわりに
以前、こんな記事を書いていました。
この記事の中で、
私は元々、自信が無くて自己評価が低い人間なのですが、
片付けが自分に対する行為だと意識し始めてからは、
少しずつ自分のことを大切にしている感じがして、
そうすると、徐々にですが自分のことを好きになっていきました。
まだ、発展途中ではありますが。
これは、「片付けをできた」という小さな成功体験の積み重ねがあるからかもしれません。
片付けは、自己肯定感を高めることができるひとつの方法としても、
やってみる価値ありだと思います。
ということを書いていました。
この記事を書いた当時と比べて、今のほうが「自分が好き」という気持ちが多くなっていると感じます。
「片づけ」は自己肯定感を高める方法として、効果ありだとつくづく実感しています。
一日で「1個、いらないものを捨てられた!」「この1か所掃除できた!」というように、1か所でも2か所でもいいから、一日のうちでできたことを積み重ねていけばいい。
そして、自分をたくさん褒めてあげる。
こういった小さいことから一つずつ、始めてみませんか(*^^*)
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