『行正り香の暮らしメモ100』(行正り香著)という本を読みました。
ご紹介するのは、自分らしいスタイルのある住空間のつくり方から、インテリアの選び方、
ものを整理・整頓するための簡単なしまい方や捨て方のルール、
買い物や献立のコツ、時短料理のための工夫、キッチン道具の選び方、
日用品のストックの考え方、さらには時間の使い方、仕事との向き合い方、
そして家族や友人たちとの接し方まで…。
難しいやり方を覚えなくても、面倒なことをしなくても、
読むだけで、知るだけで明日からグンとラクになる、ノウハウや心の持ち方を集めました。(Amazonの内容紹介より一部抜粋)
行正さんのライフスタイルや育児に対する考え方がとても好きだし、真似したい部分が盛りだくさんでした。
暮らしメモ『100』と言うだけあって、100個の見出しとそれぞれの内容が書かれています。
100個って多く聞こえますが、一つ一つの文章は短くて読みやすくまとめられています。
はじめ、整理整頓やおうちをスッキリさせるという内容目当てで読み進めていましたが、思いのほか考えさせられる内容が多く、今回はその中から私の中で印象に強く残った内容の一部を抜粋させていただきます。
子供はいつか離れていく
子供は一時的にあなたたちのもとに生まれ、人生にスパイスを与えてくれますが、一生あなたたちのそばにいるわけではありません。
子供は巣立っていく存在。だから、自分の幸せはいつも自分で切り開いてくださいと。
これまで、子供との生活はずっと続くものだと、漠然と思っていました。
それに、子供が大きくなってからのことはその時に決めればよいと。
けれど、いつかは子供は大人になり、離れていくんですよね。
息子たちが何歳になったら親元を離れてもらうかなど、もう少し具体的に考えてみてもいいかもしれない。ちょっと目から鱗でした。考えるいいきっかけになりました。
それより、子離れできるかな・・・^^;
子供に残してあげられるのは思い出
『残す財産は、旅と美味しい食べ物』
死ぬ間際に残せてよかったと思うことは、(~省略~)「あの時はこんなところに連れていって楽しそうにしていた、あんなもの食べて美味しかった」という思い出であろうと思う(~省略~)思い出は子どもの心に残り、その後も心を育てていく存在になるような気がする
その通りだなと思いました。私も、死ぬ間際に子供との楽しい記憶を思い出して、幸せな人生だったと言って幕を閉じたい。
たくさん作ろう、思い出。いろんなところに連れていって美味しいもの食べよう。
そう思ったのでした。
「あとで」「いつか」はない
「あとで」「いつか」はないと思う。
この言葉は、人生の様々な場面に当てはまる言葉だと思います。
また、ある病院の先生が次のように言ったそう。
「50代を迎えたら余生だと考えなさい」
病気になるかならないか、というのは確率論、フィフティフィフティだと言うのです。
50代、体が少しずつ弱くなる頃になったら、あとは好きなことを始めて楽しい人生を送りましょうと。
私にしたら、50代というのはまだバリバリ元気なイメージでしたので、「余生」とは今まで考えてもみませんでしたが。。。
確かに、50代から余生だという心づもりでいれば、これからの人生をさらに充実させられるかもしれないとも思いました。
すっかり行正り香さんファンになりました
そのほかにも、子育てに対する考え方とか、すっきりインテリアのこと、ワーママならではの家事の手を抜くコツ等、仕事してない私にとっても、ものすごく参考になりました。
結構、私はちっぽけなことで悩むこともありましたが、こう考えてもいいんだ、これ無理にやらなくてもいいんだ、と気づかせてくれます。読んでて気が楽になりました(^^)
そして、行正さん自身、子育てやライフスタイルについて自分なりの考えがしっかりあり、こんな素敵な女性に憧れます…!
行正さんの他の本も、今後読んでいきたいと思います(*^-^*)