住宅・教育・老後に必要な貯蓄額って、今後いくら必要なんだろう?と、何となく漠然とした不安はありませんか?
その不安をなくすためには、「ライフプラン」を作り、それぞれの人生の節目などでどれくらいの貯蓄が必要かをはっきりさせることをおすすめします。
今回は、将来への漠然とした不安を吹き飛ばすための「ライフプランの作成」についてお届けします。
***
先日、夫と今後のライフプランについて話し合いました。
他の方のライフプラン作りを参考にさせていただいて、今後必要になるお金を計算してみました!
いままであやふやだった住宅資金、教育資金、老後資金のこと。
今後の人生で必要となるであろうお金をはっきりさせて、不安をなくすための計算をしました。
家族情報
30代半ばの夫婦、子供2人:幼稚園児・未就園児
転勤族、4人家族。
住宅資金(マンション購入の場合)
住宅資金は、40歳までに2000万円が目標。
40歳までに2000万円。
わが家もmacchiさんと同じく転勤族。
夫は、小さいうちは子供と一緒に過ごしたいと言っていて、住宅購入は長男の中学校入学(43歳)ぐらいかな…と以前までは言っていました。
しかし住む社宅・住む社宅すべてがオンボロのため、夫は少しでも早く家族にいいところに住まわせてあげたいという思いが出てきたようです。なので、目標は40歳。
2000万円と言うのは、住宅の頭金にしようと思っている金額。
マンション資金は多めに見積り4000万円として、頭金2000万円、残り2000万円を20年ローンで60歳定年まで払う計算。(ボーナス払いあり)
※住宅ローンの計算に便利
借入額2000万円、ボーナス返済分の割合を40%にすると
毎月返済分元金 1200万円
ボーナス返済分元金 800万円
借り入れ総額 2000万円
金利を入れると約2200万円が返済する額。
そうすると…毎月約55000円、ボーナス月約20万円(年2回)を支払っていく計算。
これは貯蓄額には含めず、家賃として毎月の給与の中から払います。
教育資金
教育資金は、49歳までに1600万円が目標。
49歳までに1600万円(1人分800万円)
わが家も小・中・高は公立希望なのでそこまでかからないとして、大きく金額が変わるのが大学資金ではないでしょうか。
夫が49歳の時には、受験が上手くいけば長男が大学生になります。(浪人する場合また計算が変わる。)
大学もできれば国公立に入ってもらいたいけど、そう上手くいくとは限らない。
子供一人に800万円ずつ。
家から通える大学だとこれで十分だけれど、距離的に一人暮らしが必要な場合、800万円で賄いきれなそうな場合は奨学金も考えています。
子供の教育資金の貯蓄方法は、【保険ROOM】というサイトに詳しく書いてあります。
教育資金をかしこく準備する方法とそれぞれのメリット・デメリットが非常に勉強になりますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:

老後資金
老後資金は、60歳までに1500万円が目標。
60歳までに1500万円
年金額などは、macchiさんのサイトにあった『かんたん年金計算サイト』で計算しました。
65歳から夫婦でもらえる年金額:270万円/年
60~65歳までの間は無収入なので、その生活費は老後資金としてためておく必要があります。
余裕を見て月25万円×12カ月×5年=1500万円が老後資金になります。
これから年間いくら貯めればいいか
だいたいいつまでにいくら必要かわかったら、次は1年間にいくら貯めればいいか計算。
貯めたい金額 – 現在の総資産 = これから貯める金額
これから貯める金額 ÷ 年数 = 1年でいくら貯めるか
これに、そのまま当てはめて計算しました。
1年で貯蓄すべき額を計算
◎貯めたい金額:住宅資金(頭金2000万円)+教育資金(1600万円)+老後資金(1500万円)=5100万円
◎現在の総資産:1000万円(車購入資金をのぞく)
◎これから貯める金額:5100万円ー1000万円 =4100万円
→夫35歳~60歳までの25年間で貯める金額
◎1年間にいくら貯めるか:4100万円÷25年=164万円/年
一年間で、164万円貯金すればそれぞれの目標金額に到達できます。
貯める金額がはっきりすると今後の不安がなくなる
今後、貯蓄すべき額が164万円/年とはっきりしました。
いままで貯金はなんとなく教育資金になるからとか、将来住宅を買う時のためにこれくらいかな…などふんわりしたイメージでした。
とにかく貯める!としか考えておらず、実際にどれくらい必要なのかはっきりとはわからないままだったので、この機会に計算してみてスッキリ。
この貯蓄目標額は、私が働きだしたら変わるかもしれませんし、突然の会社の経営不振、何か金額が大きいお買い物をしたり、病気になってしまったりなど、予定が変わっていくこともあると思います。
なので、絶対この額!と決めているわけではありませんが、目安としてこれくらいというのを知っておくだけでも、どう動いていいかの目印になりますし、何より気持ちにゆとりが生まれたので、ライフプランを色々考えながら計算できてよかったです。
とにかく、目標をハッキリさせるのは漠然とした不安を取り除くのに効果あり!です。
新しい年に向けて、ライフプランを考えてみるのはいかがでしょうか(*^_^*)